業務のマンネリ化を防ぐ

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業務のマンネリ化を防ぐ

サービスマイスター認定資格制度
サービス業でのマンネリ化を防ぐには、いくつかの工夫を取り入れることが効果的です。以下に、具体的な方法を紹介します。

1.小さな目標を設定する
 毎日の業務の中で、自分なりの小さな目標を設定すると新鮮な気持ちで取り組めます。たとえば、「今日は10人のお客様に笑顔で『ありがとう』と言ってもらう」といった小さな目標を決めると、達成感が得られやすくなります。このように、日々の業務に具体的なゴールを持つことでやりがいが生まれます。

2.チームで目標を共有する
 同じ職場の仲間とチームで目標を共有すると、お互いに協力し合うことで新しい視点が生まれ、日々の業務が活気づきます。たとえば、「月間の売上を10%アップさせよう」や「アンケート評価を上げよう」といった目標をチーム全体で取り組むと、連帯感も生まれ、飽きにくくなります。

3.お客様との会話や反応に注目する
 接客をしていると、お客様一人ひとりの反応や個性が少しずつ異なるため、毎回違った体験ができます。お客様の反応や会話に注目することで、より深く仕事を楽しめるようになります。たとえば、「このお客様はどんな台や商品を気に入ってくれるかな?」と考えたり、直接お客様から感謝の言葉をもらうことで仕事の意義を感じやすくなります。

4.業務の改善提案をする
 マンネリ化を防ぐために、自分から業務の改善提案をしてみるのもおすすめです。業務の進め方やサービスの方法について工夫を提案することで、新しいアイデアが浮かび、仕事に対する意識も変わります。また、職場での改善提案が評価されると、さらにやる気が出てきます。

5.ポジティブなフィードバックを増やす
 自分の業務に対してポジティブなフィードバックや感謝の気持ちを持つことも、やる気を保つのに効果的です。たとえば、業務が終わったら「今日もたくさんの人に笑顔で対応できた」と振り返ってみましょう。チーム内でお互いに「ありがとう」と感謝を伝え合うのも、職場の雰囲気を良くしてくれます。

6.新しいスキルや知識を学ぶ
 自分のスキルアップを目指して、新しい接客方法や商品(台や現場で準備されているサービス等)の知識を学ぶと、毎日の業務に変化が生まれます。例えば、「今日からお客様の声をもう少し聞くようにしよう」「こういうお客様にはこう対応してみよう」といった工夫を取り入れてみましょう。
 定期的に接客セミナーに参加するのも、モチベーション維持につながります。
 また、サービスマイスター制度を導入されている会社様では、年に2回受験の機会がありますので、その個人が受験するかどうかは別にして、定期的な取り組みにして、他のスタッフがどのようなサービスを実施しているのか、互いに話し合うことでも接客への取り組み意識は向上します。

7.ローテーションで担当を変える
 もし職場で役割の変更が可能であれば、定期的に担当するエリアや仕事を変えるのも効果的です。現場で行う業務だから一緒だよ・・と思われるかもしれませんが、担当する島のお客様の傾向を共有したり、その島における接客の目的を明確にしたりすることでも、意識が変わるものです。また、担当業務を持たせることができるのであれば、台間の案内シートの作成や賞品のPOP案を考えてもらうだけでも、業務に新鮮さを感じることができるものです。そのような経験することで、新しい業務の楽しさや学びが得られます。こうしたローテーションができない場合でも、意識的に新しいことを試すようにすると、新鮮さを保ちやすくなります。

※プライベートでリフレッシュを心がける
 もちろん、プライベートでリフレッシュすることも重要です。オンとオフをしっかり切り替えて、休みの日には自分の趣味や好きなことに集中する時間を持つと、次の仕事へのモチベーションが上がります。
 気分転換ができていると、仕事に戻ったときも新鮮な気持ちで臨めるものです。

これらの方法を取り入れることで、毎日の業務に新しい視点や目標を持たせ、マンネリ化を防ぐことができます。


一般社団法人サービスマイスター協会
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