トリプルスターコーチ合格者の声

小川 五月 様 (株式会社湖月 大淀店 副店長)
今行っていらっしゃる活動内容はどのようなことをされていますか?

今はスタッフ育成ではなく、主に副店長という業務と主任の育成に携わっています。

当初、主任の育成計画は私が作成していましたが、今は自分たち(主任)の計画は自分で立ててもらうようにしました。なぜなら、自分の計画が立てられないと、他の人の計画は立てられないと思うからです。…なので、自らの育成計画を作ってもらうことにしました。

 計画を立ててもらってみると、自分が得たい知識だけが盛り込まれているような傾向がみられました。そのため、それを私が確認し、同時に育成計画を立てる上で、自分に役職として何が足りないのか、知識として何が足りないかなどを考え直してもらい再作成してもらいました。

 今までは営業中心の育成がほとんどだったので、「役職」としてしなければならないことの理解が進んでいなかったことが原因だと思いました。

「スタッフの育成も役職者の仕事なんだ!」と理解し、重視してもらいたいと思いました。営業以外でも、スタッフ育成の責任と育成の担当を自分たちで持ち、どのようにすると最後まで仕事ができるのか?目標達成できるのか、そこに目を向ける良い機会になってほしいと思っています。

 

主任の育成を考えた場合、その時間作りはどのようにされていますか?
事務所の作業が終われば、いくらか時間に余裕ができるので、主任に声をかけて、できていること、できていないことなどの状況を聞きだすようにしています。
トリプルコーチを考えた場合、役立っていることや課題点に思うことありますか?

面談のやり方はとにかくたくさんの本を読んで勉強するようになりました。実は人とふれあうのが苦手な方なので、話の引き出し方が分からずにいました。トリプルコーチを受けることで、それを徐々に理解し、また自分なりに勉強をして引き出し方を覚えていきました。

計画作成に携わったきっかけがあれば、教えてください。

高校を卒業して入社してきた社員がすぐに辞めてしまうことがきっかけでした。興味もあったということもあるのですが、同じ店舗で勤務する宮園さんが忙しくなったこともあり、宮園さんが作成していた計画に徐々に参加するようになりました。また、自分がアテンダントリーダーになったことで、きちんと期日を守ることや、目標を達成するまでには何をすべきか?と考えるようになりました。

計画・予定表をきっちり進めて満足いくものするよう完成度を高めていきました。その後は、育成のための時間を作りたいので、自分で勤務表まで作成するようになっていました。

人材育成をスムーズに進めるための取り組みの姿勢があれば、教えてください。

 

以前はお互い分かり合えない時期もありました(笑)が、今では宮園さんとは互いに信頼できる存在であり、また共通の目標があるから分かり合えることが多いと思っています。

今は部署が違いますが、育成の面では相談したり、話したりという機会がすごく多く、近くにお互いがいたからこそ、ここまでやってこれたと思います。また、マイスター制度が半年に1回来るので、その度に話し合ったりする機会があるのも良かったのだと思います。

コツコツと地道にやってきたこと(日の当らないように思えるようななことでも)を継続していくことが大事に感じます。

サービスマイスターについて

マイスターを受けていた当初は、正直マイスターを受けること自体が本当に必要なものかどうかが半信半疑な時もありました。…ですが、あの頃受けた内容を思い返してみると、今の自分だったら、「すごく受けてみたい」(笑)と思えます。